こんごうどうさん

標高 1638m

栃谷登山口→1:30→1346m峰→1:00→1451m峰→50分→金剛堂山山頂

金剛堂山には3つのピークがある。普通金剛堂山山頂といわれるのは「前金剛」だが、最高峰は「中金剛」である。
最高峰中金剛山

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2001年8月14日

金剛堂山というのは、今回の山行で一番北の山になる。
岐阜県と富山県の県境の山だと思っていたら、これは完全に富山県に位置する山なのだ。
今日も、朝の天気はあまりよくない。曇っている。
登山道は駐車場からまず沢を渡る。鉄骨の橋がかかっていた。
ここから登り始めるが、すさまじい急登が待っていると思っていたら、比較的楽な登りであった。
最初に目指しているのは1346m峰である。
ここには指導標がなくて、どこがその1346m峰なのかよくわからぬままに通過してしまった。
この山は、国体の登山競技が行われたことがあるらしい。だからかどうなのかわからないが、指導標は登山口からの距離、1kmごとに表示されていた。
仕方がないので、これを目安に登っていく。
腕時計の高度計も役に立った。
金剛堂山には「前金剛」「中金剛」「奥金剛」と3つのピークがあるらしい。
前金剛がいわゆる金剛堂山である。
次の目標であった1451m峰も気がつかないうちに通り過ぎてしまって、たどりつたところがすでに金剛堂山山頂だった。
登っていて位置がよくわからない山だった。

山頂には三角点と石の祠があった。
テーブルのような方向案内板もある。椅子にちょうどいい。
この山頂の先に、ここよりも少し高いと思われるピークが見える。それが中金剛であった。
天気は晴れ。
朝は曇っていたのだが、この山頂では頭上に青空が広がっていた。ただし、地平線には雲が多くて、その他の山の展望はえられなかった。
今いる前金剛の標高は1637.9mであるが、中金剛は1650mである。
やっぱり、最高峰まで行かなければ意味がないではないか。
なだらかな草原の道を行く。15分ほどで山頂に着いた。
しかし、ここには指導標も何もなかった。たんに稜線が盛り上がっているだけのピークである。
拍子抜けした。
この中金剛から振り返る金剛堂山頂は、草原のなだらかな丘陵の向こうに小高く盛り上がっている。
いつのまにか雲が出てきて、山頂を覆い隠した。
急いで引き返すことにした。
登ってきた道を引き返して、登山口に戻ったのは1時半頃であった。
朝、テントは張ったままにして出てきた。
テントが濡れていたので乾かしたかったのだ。おかげでテントはきれいに乾いていた。

車をスタートさせて少し走ると、温泉があって「天竺の湯」という。
ここで汗を流すことにした。のんびりした。
明日登る山は「位山」という。
飛騨高山のすぐ近くの山だ。
せっかくなので
飛騨高山の古い町並みを観光することにした。
しかし、高山へ行くためにはすごい遠回りをすることになった。このまま南下したら高山の近くに出れるはずなのだが、この道は不通になっているという。
仕方がないので一旦北上して、それから471号線を南下した。ところが、この道も不通になっていた。
結局、富山の近くの八尾まで行って、そこから国道41号線を下った。
今回の旅では、道路の不通に会うことが多くて、その度にすごい遠回りをさせられた。時間がもったいない。
41号線を走り、高山が近くなったころに「古川」という地名を見つけた。
確か、この街にも古い町並みがあったような気がする。
市内に入っていくと、町営の駐車場がある。
なにかしら垂れ幕が下がっていて、この古川が来年4月からのNHK朝の連続ドラマのロケ地になるらしいのだ。
ここに車を停めて、市内散策をした。
ここはよかった。白壁の土蔵と水の流れる風景はすばらしかった。また、古い家も多く、けっこう楽しめた。この後で行った高山よりも感動が大きかった。
古川の次に国府がある。この街の中にも入ったのだが、古い家並みを見つけることができなくて、そのまま通過した。
高山市内に入ると車があふれていた。ともかく観光地である。ここには3度ほど来ているのだが。
商店街の有料駐車場に車を停めて、上三之町に行った。
観光客が列をなしてゾロゾロ歩いている。その中を観光人力車が通る。なんかごったがえしている雰囲気。

最後に国分寺に寄って、三重の塔の写真を撮った。
駐車時間は1時間以内で、300円だった。

この高山から位山の登山口は近い。

高山の裏山といった感じ。スキー場があって、そこに「モンデウス飛騨位山」道の駅がある。
ここに車を停めて、テントを張って寝た。


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登山口。ただし、左の沢を渡る


登山口から2kmの指導標


空も晴れてきた


金剛堂山が見えてきた


金剛堂山山頂


金剛堂山山頂


金剛堂山の由来が書いてあった


中金剛への道から山頂を振り返る


中金剛から山頂を振り返る


登山口に帰ってきた





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校正 2001/2/15


BY:kudougao 2001/11/4








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