かむろさん

標高 1365m
秋田と山形の県境に痩せた稜線を連ねる神室連峰の盟主がこの神室山である。私は最も簡単なパノラマコースを登った。


この神室山に登ったのは、栃木県に転勤してからである.
仙台とか青森にいたときに登ればよかったのだが、なぜか登りそびれてしまってわざわざ出かけることになってしまった。

山と渓谷社のアルペンガイド「東北の山」を持っているのだが、この本には神室岳が登載されていない。日本200名山が載ってないのではおかしいではないか、と文句を言いたくなるのだがどうにもならない。もっとも自分が持っているのは昭和58年版である。

同じく山渓で出してる「東北100名山」に載っているので、これをガイドに登ることにした。

1998年5月31日(日)

朝、5時前に家を出て、神室岳に向かった。日本二百名山のうちで東北で登っていない最後の山である。
深田クラブの「日本二百名山」という本の目次に山名が並んでいて、私は登った山に丸を付けていくのだが、ここだけが残っているのだ。これをつぶしてしまいたくて出かけた。

高速で古川までいって、そこから鳴子に向かい、そして峠を越えて山形側に抜ける。

橋を渡ってすぐに左に折れて、川に沿って山に入っていく。

林道はかなり荒れていて、車の底を何度かぶつけた。こんなことを繰り返しているので、私の車の下はデコボコ、ズタズタである。

登山口には車が何台も停まっていて、やっと停車できたがずいぶん道にはみ出すことになった。通行の迷惑にはならないだろうから、がまんしてもらおう。

これからたどる道は「パノラマコース」といって、展望はすばらしいということになっている。

登山道は最初、かなり急であったが、尾根に出てしまったら、ものすごくらくであった。

前神室岳には9時45分頃に着いた。なんかあっけなかった。
山頂の標識は朽ち果てて、地面に落ちていた。

この前神室岳からは、はるかかなたに神室岳と思しき山が見える。その右肩に三角の小屋の屋根がみえる。

ここから尾根道を1時間歩く。快適。

頂上には10時30分頃に着いた。あっさりと着いてしまって、なんか物足りない気分である。

快晴で、頂上から見る景色は最高であった。

来た道を引き返して、登山口に下りてきたのは1時半頃であった。

東北の山らしい、静かな気持ちのいい山が楽しめた。



BACK 日本二百名山




登山口の案内板

1ピーク

前神室岳

向こうのピークが小叉山

神室山山頂

山頂から前神室を展望



校正 2001/2/8




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