いいづなやま

標高 1917m
登山口11:07→12:08駒つなぎ12:30→13:30西登山道分岐→14:00飯縄山山頂14:15→15:03駒つなぎ場→15:36登山口

今日登った黒姫山と飯縄山はどちらも、いかにも信州の高原の山といった感じなのだ。
 飯縄山


登山道、ここから歩き始める


駒つなぎ場


西登山道分岐


飯縄山神社奥社


飯縄山


山頂の石仏


飯縄山山頂


山頂にて


壊れた靴、情けない
BACK 黒姫山



2000年8月27日

カーナビで飯縄山の登山口を設定して、すぐに出発した。ここから15kmくらいの距離である。

できるだけ、歩きたくないので登山口の上のほうまで車を走らせた。途中から、ガタガタのダートな道になり、心配になった頃に登山道と交わるところに出た。ちょうど、駐車するスペースもあって、ここから登り始めた。

すぐに、木で作った鳥居をくぐり、少し行くと左手に石仏が立っているのが見えた。

そこに説明板があって、これから登山道に沿って13の石仏があるらしい。

番号がふってあって、最初の1番は不動明王であった。

少し特徴的な顔立ちで、魅力的な石仏だと思う。

以後、石仏が出てくるたびに写真を撮った。

まず、最初の目標は「駒つなぎ場」である。ここまでは1時間10分の予定。黒姫山をあせって登ったので、少しバテぎみである。後から登ってくる人にどんどん追い越されてしまう。情けない。

駒つなぎ場には約1時間で着いた。これは車で上まで登った分だけ時間が短縮されただけである。ここには11番のあしゅく如来が安置されていた。これも、いいできの石仏だと思った。

異様にのどが渇いて、ここまでで、持ってきた水を全部飲み干してしまった。ここから少し行くと水場があるので、安心して飲んでしまったのだ。

駒つなぎ場までは比較的なだらかな道であったが、一転して急な登りになった。

森林限界を抜けると、なだらかな草原が広がっていて、はるか上の方から数十名の団体が降りてくるのが見えた。大人数である。これとすれ違うのはいやだな、と思っていたら「西登山道」に降りて行った。西登山道は戸隠神社中社に下る道である。

この団体は中学生くらいの学校登山のようで、私が西登山道の分岐に着くと、そこで先生がトランシーバで連絡を取り合っていた。少し登ると、登山道に座り込んでいる女の子が2人。そこに最後尾と思われる4人が先生と一緒に降りてきた。

集団登山の引率というのはけっこう大変なようで、先生方に同情してしまう。

この西登山道分岐には1時半に着いた。そこから15分ほど、急な道を登ると飯縄神社奥社がある。鉄の鳥居と木の鳥居の2つが立っていて、その奥に石の祠があった。

祠の中には石の神像らしいものが置かれていたが、破損していてよくわからないものであった。ここから少し行くと広場があって、そこから飯縄山山頂が見えた。

山頂には山名をかいた白い柱が立っていて、遠くからもそれがよく見える。なんか広告塔のようで品がないような気がするのだが…。

15分ほどで山頂に到着。2時であった。

山頂はきれいに晴れていて、下の明るい緑の高原が見える。そこではジャズ演奏会をやっているみたいで、その音が登っている間中聞こえていた。

戸隠連山らしいシルエットも見えた。晴れてはいるのだが、かすんでいてはっきりと遠くの山は見えない。

困ったことが起きた。

靴が壊れそうである。今回履いてきた靴は、昔スポーツ用品の量販店で3,000円くらいで買った安物で、底がだんだん剥がれてきている。この靴は青森にいたときに買ったもので、八戸方面の山を登りにいったときに靴を忘れてしまった。仕方がないので、八戸の店でともかく安いのだけがとりえの靴を買ったのである。

なぜか今回はこの靴を持ってきてしまった。

登山用品は絶対安物を買ってはいけないのだが…。

靴が壊れるのが先か、登山口に降りつくのが先か、とんでもないことになった。

駒つなぎ場に降りてきたころ、靴底がはがれて、べろんべろんになってきた。仕方がないので、これを靴紐でしばった。情けないかっこうである。

紐でしばって、歩き方に気をつけて、なんとか登山口に着くことができた。こんな靴、捨ててやる。15時36分であった。

早く着けたので、長野から高速で松本に行って、とりでんでラーメンを食べて帰ろうと思った。

長野市内は渋滞してるだろうと覚悟して行ったが、そうでもなかった。

ただ、カーナビが古いため、長野ICを認識してくれなくて、少し遠回りをしてしまった。

高速で松本までは55kmほどである。

まっすぐ、とりでんに行ったら暖簾が外されていた。まだ、5時半なのにと思ったら、売り切れで今日は早く店を閉めてしまったとのこと。くやしい。

仕方がないので、せめて温泉に入ろうと、浅間温泉に行った。

「枇杷の湯」というきれいな温泉があって、入浴料は800円。ここで2日間の汗を流した。サウナにも入ってスッキリ。

7時半頃に浅間温泉を出発して、三才山トンネルを抜けて小諸に出る。ここから高速で藤岡まで行く。途中、軽井沢の少し手前で7kmほどの渋滞があったが、それ以後は順調で、小山に着いたのは12時頃であった。



BACK 日本二百名山





第一番 不動明王


第二番 釈迦如来


第三番 文殊菩薩


第四番 普賢菩薩


第五番 地蔵菩薩


第六番 弥勒菩薩


第八番 観音菩薩


第九番 勢至菩薩


第十番 阿弥陀如来


第十一番 阿しゅく如来


第十二番 虚空蔵菩薩


校正 2002/2/20



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