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石狩岳は山中1泊しなければいけない山だ。 たった一人でテントを張って、その夜に見た星空はすばらしくきれいだった。 |
石狩岳 |
2007年夏の登山記録 | ||
石狩岳に登ることにした。 この山は日帰りが無理で、山中で一泊しなければいけない。 石狩岳は大雪山の東にある山で、釧路からは帯広まで行って、そこからから北上し、上士幌を通過して十勝三股まで行く。ここから林道が分かれて、林道を20分程走ると登山口に着く。この途中でニペソツ岳に向かう道がある。 釧路を出たのは比較的ゆっくりめで、7時だった。 登山口から歩き始めたのは10時40分。 樹林の中の道を行く。 1時間少しで水場に着いて、そこからさらに十石峠に向かう。1時50分到着。 ここからニペソツがきれいに見えた。先月の登山を思い出してしまう。十国峠からは「ユニ石狩岳」への道が分かれている。 せっかくピークがあるのだから、これを見逃すことはできない。 2時半に山頂に着いた。ユニ石狩岳からは残雪の石狩岳がすばらしかった。 展望を楽しんでから十石峠に戻る。 まだ日が暮れるには時間があるので、キャンプ指定地のブヨ沼は通過して、行けるところまで行ってみることにした。 音更山に向かって稜線のアップダウンを繰り返す。 5時頃、眼前に音更山と石狩岳を見るピークに着いた。 今回持ってきたのは、一番軽いシェルター型のテント。 このテントは700gと軽いのだが、居住性がよくなくて、ただ、横になって寝れるだけのものだ。 ともかく、景色はすばらしい。 すぐ真向かいに、堂々とした石狩岳と音更山がそびえている。そして、その左向こうには鋭いピークのニペソツ山。 この北海道の雄大な山岳風景を眺めながら食事をするというのは最高の贅沢ではないか。食べてるものはインスタントばかりでちょっとみすぼらしいけど。 真夜中、目が覚めた。 外に出てみたら、すばらしい星空が広がっていた。 宇宙の深淵がすぐ目の前にあった。見上げていると、吸い込まれそうになる。 たった一人で2000mの山頂にいる。 5時半ころに起床。空気は澄んでいて、すばらしい眺めだ。 そして昨日は見えなかった大雪山が雄大に広がっている。真向かいには残雪の音更、石狩が朝日で輝いている。その隣にはニペソツ。 見ていて飽きることがない。 おかげで出発が6時50分になってしまった。 シュナイダーコースの分岐9時15分。ここら石狩岳へ向かって最後の急な道を登る。 持って来たビールで、今回のすばらしい山行に一人で乾杯。 10時半頃下山開始。 ほとんど駆け下りるようにして、登山口に戻ってきたのは2時20分であった。 この間は相当な悪路で、ビデオを撮る余裕もなかった。
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石狩岳石狩岳登山口 登山道から石狩岳 十石峠 十石峠からユニ石狩岳 ユニ石狩岳山頂 音更山の手前のピークでテントを張った 下は雲海だった 音更山山頂 石狩岳への最後の急登 石狩岳山頂から振り返る |
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石狩岳 |
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