2002年10月5日
今回は、氷ノ山と扇ノ山を登ろうと思っている。天気予報では、今日は晴れるが明日は曇り後雨となっている。なんとか天気がもってくれるといいのだが。
この登山には車で行くことにした。京都に引っ越してきてから、車で行く登山は初めてである。
6時少し前に家を出て、京都南ICで高速に入った。
吹田JCSから中国自動車道に入る。宝塚のあたりで少しだけ渋滞したが、あとは順調に走って、福崎ICで降りてすぐに播但連絡道路に入る。この道は片側1車線であったが、通行量も少なくて、終点の和田山には順調に着くことができた。
ここから一般道路を走る。国道9号線をまっすぐに西に向かって、関宮町で左のハチ高原スキー場に向かう道に入る。登山口の福定親水公園に着いたのは9時頃であった。
この公園の前にはりっぱな駐車場があって、ここに車を停めてさっそく歩き始める。
福定親水公園はきれいに整備されたキャンプ場のある公園で、歩いていくとすぐに登山道入り口があった。
最初は沢に沿って登って行く。
少し行くと前方に大きな滝が見えてきた。これが布滝である。
この滝の前から左に折れて、尾根に向かって登って行く。
とちゅう「アズキコロガシ」という指導標があったが、この道は閉鎖されていた。多分急な険しい道なんだろうと思うのだが、ともかくこの迂回路を行く。
平坦な道に出ると、前方に青いトタンで覆われた小屋が見えてきた。こんなところに山小屋があるのかと思ったら、これが「地蔵堂」であった。中には3体の仏像が置かれていて、真ん中が白いお地蔵さまであった。
再び急な林の中の道を登って行くと、左側が開けているところがあって、そこに「左に見えるのが氷ノ山山頂」と書かれた案内があった。
見ると木々に覆われた山頂が見えて、そこに三角の小屋が建っている。
氷ノ山山頂には三角屋根の避難小屋があるはずなので、なるほどあれが山頂かと納得した。
ここから少し急登を続けると、前方に小屋が見えてきて氷ノ山越えに着く。この峠は鉢伏山縦走路と交わるところで、お地蔵様が立っていた。
目の前に建っている避難小屋の中を覗いてみたが、新しくてきれいな小屋である。
この峠で少し休憩。前方には氷ノ山山頂がよく見える。三角屋根の小屋が見えるのですぐにわかるのだ。ここから山頂までは近いように思えるのだが、ガイドでは1時間10分の行程と書かれている。
休んでいたら、団体がやって来たので出発することにした。
|