あんへいろやま

標高 2363m
安平路山は美濃飛騨の山の最後に登った山。
展望台から眺めた中央アルプスのパノラマはすばらしかった。
安平路山と安平路避難小屋

BACK 小秀山

2001年8月16日

安平路山の登山口まではすごいダートな道を行かなければいけない。できたら明るいうちにと思っていたのだが、馬篭宿を観光していたら、時間が遅くなった。国道から大平に至る林道に入る頃には薄暗くなってしまった。
そして、大平宿まではカーブの連続だった。けっこう時間がかかる。
大平宿は今は廃村となっている。その残された家屋は一般に開放して、都会の人間が山村の生活を体験できるのだそうだ。けっこう車がたくさん停まっていた。
この大平から摺古木自然休憩舎に至る道が大変だった。ガイドブックには「悪路につき一般車の通行は困難」と書いてある。
本当だった。
すさまじいガタガタの道をほとんどLOWギアで走っていく。
何度か車の腹をぶっつけた。
途中で真っ暗になっってしまった。だんだん心配になってくる。本当にこの車で終点まで行けるんだろうか。行けど行けど、道はますます険しく、傾斜もきつい。
沢をつめたら終点だろうと思っいたがそうではなくて、沢を大きく回り込んで、いったん方向は来た道を戻る感じになる。ますます心配になってきた。
ようやく小屋のようなものが見えた。だが、それは休憩舎ではなかった。
あきらめてここに車を停めようかと思ったが、もう少しだけ行ってみることにした。
ほんの少し走ったら、小屋があった。その前に車を停めるスペースがある。
これが擂古木山自然休憩舎だった。当然だれもいない。
この休憩舎というのは東屋のようなものだろうと思っていたのだが、立派な山小屋だった。
窓もアルミサッシでしっかりしていて、なかもきれいな小屋である。今夜はテントを張ろうと思っていたのだが、この小屋に泊まることにした。
今日が今回の山行、最後の夜になる。
坂下町のスーパーで買い込んだホルモンで焼き肉パーティをした。といっても小屋に泊まっているのは自分一人なのだが。
缶ビールも大缶で2本ある。
小屋の中で、コールマンのランタンを点けた。すこぶる明るい。
ちょっと酔っ払って早めに寝た。明日は久しぶりに長時間歩かなければいけないのだ。
真夜中、目を覚まして外に出てみると、きれいな星空だった。夜に晴れているのは久しぶりだ。明日の快晴を期待する。


817

今朝は4時に起床。早めに食事の支度をした。6時には出発したいと思っている。
朝食は日清のカップメン大。これと昨日の残りの枝豆を食べた。最後は食後のコーヒー。コーヒーのビンも空になった。
ガイドブックによると「朝露で全身が濡れるので雨衣が必要」と書いてある。完全武装で出発した。
ガイドのいう通りで、安平路山の山頂までこの雨具を脱ぐことはできなかった。靴の中もグジョグジョになった。
ともかく、笹を掻き分けて進む。
最初は急な道を行くが、すぐに水平な道になった。風穴山の斜面をトラバースして行く。1時間ほどで分岐に出たが、そこには摺古木山まで1.0km1.9kmと二つの指導標は立っていた。
1.0kmというのは摺古木山に直登する道で、
1.9kmというのは展望台を経由する道なのだ。距離が倍ほども違うので少し悩んだが、ガイドブックのいう通り展望台を経由することにした。
40分ほど歩いて、展望の開けたところに出た。
それまではずうっと樹林の中の道だったのだ。
ここからの展望はすばらしかった。わざわざ遠回りしたかいが十分あった。
すぐ間近に中央アルプスの山並みが見える。
そして木の間越しに乗鞍岳、御嶽山も見えるではないか。
本当にすばらしい大展望だった。
天気は快晴で、なんかすばらしく得した気分。
大満足である。

ここから尾根を行き、摺古木山に至る。
山頂直下で林が切れているところがあって、そこから左に踏み跡がある。
そこは岩の上で、ここからの展望もすばらしかった。
さっきの展望台よりも主稜線に近づいたので、山々が重なって見えるが、すばらしいのは御嶽山、乗鞍岳の眺めだった。
これらの山が雲海に浮かんでいる。そしてよく見ると、乗鞍岳の右に岩峰の山が小さく見える。位置からしたら、穂高ではないかと思う。
大パノラマに満足して、摺古木山の山頂に着いた。
山頂は樹林の中で展望はきかない。やっぱり展望台経由で正解だった。
ここからいよいよ安平路山に向かう。
まず目指すのは白ビソ山。
一旦、急な道を下るが、すぐに稜線沿いの緩やかな道になった。
ただすごいのは笹が道を覆い隠していることだ。踏み跡はしっかりしていて、迷うということはないのだが、すごい笹で足元がみえない。所々に倒木や段差があったりして、極めて危険だ。慎重に歩いていく。こんな平らな道は、普通なら走るようにどんどん行けるのだが、それがままならない。
けっこう時間がかかった。
白ビソ山に着いたのは  時であった。
ここも樹林のなかのピークである。しかも際立ったピークではない。水平な登山道の一角にすぎない。
さらに笹薮に覆われた道を行く。空は晴れているのだが笹は露で濡れていて、靴の中はグショグショである。

少し急な道を下ると展望が開けて、山小屋の赤い屋根が見えた。これが安平路山小屋である。この小屋の向こうに聳えているのが安平路山だ。
やっとここまで来た。
小屋の中を覗いてみると、けっこうきれいで過ごしやすそうな小屋だった。
小屋からはいよいよ安平路山への最後の登りにとりかかる。
この道が一番きつく感じた。
11時半、山頂到着。
ここも林の中のピークであった。山頂の標識の少し手前に三角点があった。
展望もないので早々に引き返すことにした。山頂にいたのは10分ほどであった。
この頃になると、空には雲が広がって、登山道に霧が流れるようになっていた。
摺古木山に帰ってきたのは1時過ぎ。
そこからまっすぐに登山口に下る。
摺古木山自然休憩舎に帰って来たのは215分であった。
2001年の夏山はこれで終了である。
今年の登山は天気に恵まれて、当初の計画を完遂できた。
ばんざい。


ここから飯田に出て、中央高速に乗り、松本に向かった。
「とりでん」でラーメンを食べようと思ったのだが休みだった。
ここから浅間温泉に行って、枇杷の湯で今日の汗を流した。
小山に帰ってきたのは深夜11時半頃であった。


BACK 日本二百名山

摺古木自然休憩舎


摺古木山に向かう


展望台へ行く分岐点


展望台への笹ヤブの道


展望台から中央アルプス


摺古木山山頂


摺古木山山頂


笹ヤブの道を行く


白ビソ山山頂





安平路山と安平路避難小屋


安平路山


安平路山山頂


安平路山山頂


飯田峠でみた石仏





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2001/11/30 BY:kudougao
























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