8月14日
五色ケ原5:32→6:15ザラ峠→7:30獅子ケ岳→10:37室堂11:55→12:50一の越→13:50雄山→14:15大汝山→14:55一の越→16:17雷鳥平
朝、6時頃に出発。
今日は雷鳥平に行くだけだから、ゆっくりしていい。
朝、天気は曇り。
雨がふっていないだけ、よしとしよう。
まず下って、ザラ峠に着く。1時間ほどかかった。今日は風が強い。
ザラ峠から小雨になってきた。
ここから再び登り返す。
急なジグザグの道である。ペースを一定にしながら登っていく。
獅子ケ岳のピークの手前で雲が切れて、黒部湖がみえた。
あとは一切視界がきかなかった。
アップダウンを繰り返しながら室堂に向かう。
途中雪渓を横切るところもあった。さすがに立山は3000M峰である、雪も残っているはずだ。
観測所のようなところに着いた。ここは一の越との分岐になる。
ここから室堂を目指す。でもあとでよく考えたら、ここから一の越に行って立山を登り、それから室堂に行ったほうが2時間ほど短縮できたような気がする。
浄土山のあたりで少し道に迷った。
一気に下りになる。
岩のゴロゴロしたすごい急な道である。でも、さすがに室堂が近いだけあって、人がどんどん登ってくる。
室堂には10時30分頃に着いた。
ここの売店で食べ物を探したが「富山の鱒寿司」しかなかった。これを2個買う。1個1200円であった。
バスターミナルの階段に座ってビールを飲んだ。うまかった。しかし、ここは人でいっぱいである。アルペンルートで観光客がどんどんあがってくるのだ。
旅行業者が旗を持って、お客さんを集めて説明をしていたりする。久しぶりにたくさんの人間を見てしまって、人の喧騒さを肴にビールを飲んだ。
うまかった。
でもともかく出発することにする。
最初にビジターセンターに立ち寄った。
天気の状況が知りたかったのである。天気図を見たかったのだが、それは掲示されていなかった。それでも、明日の立山は晴れ間があるということがわかった。
一の越には1時少し前に着いた。石畳の道でひどく疲れた。途中で雨が本降りになってきたのでズボンも雨具に履き替えた。
一の越では山荘前にリュックを置いて、カメラと水と財布を持って頂上を往復することにした。
雄山への登りは、急な岩混じりの道である。この道は3回以上登っているのだが、こんなに大変な道だったっけ。
登り始めて1時間で雄山に着いた。ともかく雨で大変。なんか寒さを感じる。
雄山から大汝山に向かう。一旦下って、そこから尾根沿いの道を歩いて約15分。大汝山に着く。
立山では雄山が立山山頂とされているが、実はこの大汝山の方が標高が高いのだ。
山頂は縦走路から少しだけ外れている。岩が累々と積み重なったようなところが大汝山山頂である。
これもともかく雨の中である。
雄山の神社の所まで戻ってきて、ここの休憩所に入った。ストーブが炊かれていて暖かかった。救われた気分。
なんか食べるものを頼んだが、カップラーメンしかなかった。カレーヌードルを食べた。なぜか無性にうまかった。寒気を感じていたが、これは食べていなかったからではないかと思う。
一の越に帰り着いたのは3時ころ。
ここから雷鳥平に向かう。登ってきた道を少し戻って、右に分かれる。雄山の山腹を巻くようにして雷鳥平を目指す。テントの鮮やかな色が散らばるキャンプ場が遠くに見える。見えるのだが、ここまでは本当に遠かった。
キャンプ場の手前で川を渡らなければいけないのだが、雨で水量が増えていて、ちょっと靴を水に浸してしまった。雨で靴の中までグショグショなのだから、ほとんど変わらないのだけど。
雨の中テントを張る場所を探す。こういう雨の時は場所を選ばないと、水浸しになってしまう。比較的砂地の場所に張った。 一晩中、強い雨であった。
NEXT 奥大日岳
BACK 日本百名山
|