日本百名山の大台ヶ原に登ったのなら、絶対に大杉谷を下ってほしいと思う。この渓谷の山旅は絶対にお奨めである。
大杉谷を私が最初に訪れたのは二十歳前の時で、初めて単独で登山をしたのだ。美しい渓谷、次々と現れる滝、そして天をさしてそびえる絶壁、山に取り憑かれてしまったのは、この時からだと言っていい。
平等ー


大杉谷への降り口


大杉谷に下り着いた


堂倉の滝


いくつも吊り橋を渡る


吊り橋から見下ろす渓谷


七つ釜滝


桃の木小屋



大杉バス停前の「大杉自然の家」
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2001年8月4日

3
時に起床。
食事をして、荷物をまとめ、小屋を出発したのは5時半。
林道を少し行くと、大杉谷へ下る登山道がある。
急な道を下る。
谷底へ着くと正面に吊り橋があって、右に堂倉滝があった。
大杉谷最初の滝である。
滝を見ながら少し休憩。
大杉谷はいくつも吊り橋を渡って行く。
光滝とか隠れ滝を通過。
大杉谷の代表的な景観は「七つ釜」という大きな滝だ。
登山道はこの滝の上部に出て、滝の落差分だけ急下降をする。
七つ釜を見晴らせるところには、りっぱな展望台があった。
この大杉谷の登山道を歩いて思うのだが、なんか私が昔歩いた道と違うような気がしてならない。
でも、考えてみると私がこの大杉谷を歩いたのは30年も前のことだ。その間に登山道が付け替えられたのかもしれない。
この七つ釜から少し行くと「桃の木小屋」に着く。
昔、この大杉谷には桃の木小屋しかなくて、大杉谷を歩こうとしたらこの小屋に泊まるしかなかったのだ。
小屋もずいぶん大きく立派になっていた。
小屋の前に吊り橋があってこれを渡る。
次の目標は獅子淵。大杉谷の核心部でもある。この淵の水は異様なほどの鮮やかな緑色だた。
ここを過ぎると次の目標は千尋の滝。
この滝の前にも立派な展望台ができていた。千尋の滝は本当に天から滝が落ちてくるようだ。昔、ここには「落差日本一」と書いた案内板があったことを覚えている。
この千尋の滝を過ぎるとゴールは近い。
大日ーを見て、少し行くと変電所の脇に出る。
ここから第一乗船場はすぐだ。時間は1155分であった。船は1215分に出航する。
間に合った。これで大杉発1時の松坂行きバスに乗れる。
と喜んだのだが、乗船場に降りて行くと船なんか形もない。乗船場すらない。
川の水は干上がっていて、船が通れる状態にはなかった。
あせった。
少し歩いて行くと駐車場があって、そこにいた人にきくと、船は第4乗船場から出ているとのこと。ここから30分くらいかかるらしい。
げっ、と思った。
今年の夏は水不足だというニュースを聞いていたが、それがこんなところで関わってくるとは考えてもみなかった。
4乗船場から出るのだったら、もしかしたら出航時間を遅らせているかもしれない。ほとんど走るようにして歩いた。
もうゴールだと思ったのに、さらに歩かなければいけないというのは本当につらい。
長く感じた。
4乗船場に着いたのは1225分。
船着き場に船の影はなかった。走るようにして歩いて来たのに、まったくの無駄だった。
ここで1時間20分待つことになった。
145分、黄色い細長い、いかにもスピードが出そうな船がやってきた。
結局、この船からは誰も降りてこなくて、乗船したのも自分一人であった。
大杉には10分くらいで着いた。
長い階段を登る。登ったところにバス停がある。
1時のバスは三重交通のバスで松坂まで行くのだが、220分発のバスは村営バスで、三瀬谷というところまで行く。三瀬谷というのは聞いたこともない地名で、どんなところなのかわからない。いろいろ訊くと、三瀬谷にはJR線が通っていて、今の時期は臨時特急が出ているのだそうだ。三瀬谷から名古屋まで行って、ここで新幹線に乗り換える。

東京でさらに東北新幹線に乗り換えた。この接続がものすごくスムーズにいって、家に着いたのは8時前であった。

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BY:kudougao 2009/10/5









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