標高 3106m

北穂高岳のすばらしさは
大キレットの向こうに聳える槍ガ岳の景観に尽きるのではないか思う。

朝焼けに染まる穂高の岩壁


2001年 北穂高岳


10
月の中旬、北穂に登った。
松本に住んでいたときのことで、職場の仲間と3人で出かけたのだ。
電車とバスを乗り継いで、上高地から歩き始める。
梓川沿いに歩いて、徳沢園を過ぎ、横尾山荘に着く。
ここで梓川を渡って、涸沢に向かって登りはじめる。
屏風岩を巻いて登っていくが、気がつかないうちに、ずいぶん傾斜は急になっている。
3時頃、涸沢に着いた。
この時は涸沢ヒュッテに泊った。

翌朝、目を覚まして、外へ出てみると、穂高岩壁にうっすらと雪がついていて、その姿はまるでヒマラヤの岩壁を見るようだった。そして、雪をまとった穂高の岩壁が、朝焼けで本当に赤く染まるのをみた。山の荘厳さを痛いほど感じた。感動だった。

このときはすばらしい天気に恵まれて、北穂に登っていくにつれて、展望が開けてくる。後を振り返ると、涸沢の向こうに前穂が聳えている。奥穂から吊り尾根が前穂に延びている。
すばらしい景色で何度も足を止めて見とれてしまった。
このときは、ピッケルもアイゼンも準備していなかったのだが、無事山頂まで登ることができた。

北穂の山頂からは槍ガ岳の大展望が広がっていた。
もう、すばらしいの一語につきる。
北穂から槍ガ岳に向かう稜線はすさまじく急峻で、大きく落ち込んでいる。これが有名な大キレットである。
山の経験を積んで、いつかは槍、穂高の縦走をしたいと思う。
山頂から槍が岳のパノラマは本当に見飽きることがなかった。
でも、寒かった。
北穂高小屋で休憩して、温まって、それから来た道を引き返した。

上高地に着いてから、3人でビールで祝杯をあげた。

BACK 穂高の想い出


後は奥穂高岳


奥穂から吊尾根


北穂山頂はもうすぐ


北穂山頂から槍ガ岳









By:KudouGao 2001/4/22




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