1983年に赤石岳で挫折した南アルプス大縦走の続きを今年こそ達成しようと出かけた。天気にも恵まれて、3000mの峰々のパノラマはすばらしかった。
でも、バテた。
きただけ
標高 3192m

悪沢岳
塩見岳間ノ岳→農鳥岳→北岳


2007年南アルプス縦走の記録

BACK  間ノ岳

1984年8
14

農鳥小屋6:05─→7:30間ノ岳8:15─→9:00中白峰9:10─→9:25北岳山荘10:00─→11:48北岳12:15─→12:50八本歯のコル─→14:12二股─→15:23広河原

南アルプス縦走の最終日である。

ところが、困ったことに登山ノートには書かれているのは上記のコースタイムだけである。相当疲れていたのだと思う。

農鳥小屋から間ノ岳は、今地図で見ても近い。

前日はあせっていて、間ノ岳山頂で記念写真も撮れなかったのだが、この日は快晴で、北岳をバックにした写真が残っている。

このときの印象として、北岳とはなんと鋭い頂きを持っているんだ、ということだった。

そして、この写真を見て思い出したのだが、この時持って行ったザックはバックパックという背負子のようなものであった。写真の手前にある赤いのがそうである。この頃はこれが流行っていたのだ。

北岳頂上直下の吊尾根分岐に荷物をおいて、空身で北岳を往復した。この日はすばらしい天気であった。稜線に雲が湧き上がり、まさしく3000m峰に来たという感じだあった。

南アルプス縦走のフィナーレを飾るにふさわしい、日本第2位の高峰北岳山頂であった。

北岳山頂から、八本歯の頭を通って、大樺沢コースを下ったのだが、このあたりの写真が残っていない。

梯子や鎖場があったのけっこう険しい道で、途中で写真を撮った記憶があるのだが、どこへ行ってしまったのだろう。

ともかく、この頃の夏休みは5日間しかなくて、夏休みの最終日、無事、広河原に到着した。記録では1523分着となっている。

4年かけた、南アルプスの大縦走。この時の記録を読むと、バテたとか、疲れたとか、予定が大幅に遅れたとか、ひどくつらかったように書いてあるが、今は振り返ると本当に楽しかった思い出である。


間ノ岳山頂。後は北岳


北岳山頂


山頂から北岳山荘を見下ろす


北岳山頂から仙丈岳



 

 間ノ岳登りから塩見岳、奥は荒川三山
農鳥キャンプ場から富士山  





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