1984年の1月、冬山を始めた。
この年、1ヶ月に3つの山に登って、冬山の基本を勉強した。
それからは毎年正月になると冬山に行くようになってしまった。

きんぶさん
標高 2018m
 


高尾6:15─→JR─→8:02韮崎─→タクシー─→9:30増富温泉

韮崎からは8時52分のバスを予定していたが、相乗りでタクシーを使った。予定よりも30分早くことができた。

増富温泉9:30─→11:00金山平11:15─→12:00瑞牆山荘12:50─→13:57富士見平14:10─→15:00大日小屋

1984年1月14日
増富からは林道を2時間も歩く。これは疲れた。
荷物は重いし、おまけにタクシーで相乗りした他の2人はすごくペースが速くて、どんどん先を行ってしまう。あせってしまうのだ。
それでも、金山平まではほとんどコースタイム通りのペースだった。
金山平から見る瑞牆山は圧巻である。妙義山のような巨岩奇岩を立ち並べた山容で、登ってみたくなってしまう。
今回の登山でなんとか登れないか、本気でスケジュールを考えてしまった。だが、本格的な冬山は初めてなのだから、無理はしないことにする。
金山平からは、これから目指す金峰山の景観もすばらしい。
頂上付近に岩壁があって、そこに少しだけ雪がついている。晩秋に登ったときに見た穂高を思い出させる。
だけど少しがっかりしたのは、今回の山行に期待した「雪」がそんなに無いことである。
富士見平小屋から本格的な登りになる。
まず、林の中に分け入って行く。遠くから見た感じでは、雪はほとんど無いと思ったのだが、樹林のなかではけっこう雪があった。
ただし、アイゼンを使うほどではない。
ただ一度焦ったのは、富士見平小屋のところに水場があるのだが、その水が凍って、一面、鏡のような氷盤になっている。昼食でかなり水を使ってしまったので、なんとしても水は補給しておきたい。だが、この水場に近づくのが大変だったのだ。
ピッケルを出して使ってみたが、歯が立たない。ついでに、このように氷結したところでアイゼンはどうなるのか試して見たかったが、時間が無いのでやめた。
水は、別の道を探し出して、なんとか補給できた。
しかし、冬山ではこんなことに遭遇すること多いとしたら、これは容易なことではないと、少し不安になった。
驚くべきことに、なぜか富士見平から大日小屋までは50分で来てしまった。標準タイム1時間30分の区間である。
若干バテている。なにしろ荷物が重たくて、ペースが遅いと思いながら歩いていたのだから、こんなに早く着いてしまって自分でもびっくり。
あんまり早く着いたので、今度は今日中に金峰山小屋まで行けないだろうかなどと不埒なことを考えてしまった。
まだ冬山初心者なのだから、あまり無理はしないことにした。
大日小屋は驚くべきことに、無人小屋なのだ。
着いてすぐに、シュラフに入って仮眠しようとしたが、ともかく寒い。上半身はダウンのジャケットを着ているからそんなでもないのだが、下半身、特に足がどうしようもない。
これは、羽毛の冬山用シュラフを買うしかないようだ。反省。

1月15日
翌朝、暗いうちに起きて、朝飯を食べて出発。

小屋の前でアイゼンをつけた。

小屋からは、樹林のなかの雪の急な道を登っていく。行く手には大日岩が待ちかまえている。この巨岩の横を通って稜線に出る。
この稜線の道はけっこう雪が多くて、冬山の気分を味わいながら山頂に向かって登っていった。
冬山だ、なんかうれしくなってくる。

金峰山の山頂には五丈石という巨大な岩がある。その前で記念写真を撮った。天気も良くて、下のほうに瑞牆山の岩峰が見えた。

冬山はいい。

なんか、抜け出せなくなりそうだ。

次は冬山の仕上げとして、八ヶ岳を登ろうと思う。

2010年8月の登山記録


増富からは林道歩き


瑞牆山


富士見平小屋


金峰山の稜線は雪があった


ようやく冬山らしくなってきた。


金峰山山頂にて。後が5丈岩


金峰山山頂。下に瑞牆山が見える





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