日本百名山。 |
あさひだけ 標高 1870m |
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白馬岳山頂。 |
猿倉〜白馬岳山頂〜雪倉避難小屋 | 2005年8月7日縦走の記録 早朝の白馬駅 白馬大雪渓 標高2553m地点、ここで雪渓から離れる 白馬稜線 白馬岳山頂 三国境 雪倉避難小屋 |
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小山20:55→22:30新宿23:20→急行アルプス→5:15白馬 今日は早めに会社から帰って、山の準備をした。 今回は夏休みに行けなかった白馬〜雪倉〜朝日を縦走するつもり。JRを使って行く。 お金がかかるので2万円預金を下ろした。 8時55分発の新宿行の電車に乗る。ぎりぎりに出たため、もう少しで乗り遅れるところであった。 新宿に10時半頃に着いて、23時20分発の急行アルプスに乗った。これは臨時急行である。意外と空いていて、2人分の座席で眠ることができた。 9月11日(土)
5時45分発の猿倉行のバスに乗る。バス代が980円。 猿倉で荷物の整理をして、6時半出発。 この道は何度か通っている。松本にいた頃、白馬にはさんざん出かけたものだ。 猿倉から広い林道を通って白馬尻まで約1時間。 白馬尻からはいよいよ大雪渓になる。 ところが、今の時期は雪渓もずいぶん解けてしまっているため、山側を歩くのがほとんどである。 葱平が中間目的地であるが、雪渓を歩いたのはこの直前200mくらいであった。 道が以前と随分違うような気がした。雪渓を歩いていないからかもしれないが。 葱平には9時50分に着いた。この間2時間20分かかっている。20分遅れ。 しかし、地図ではここから頂上まで3時間かかる予定が、頂上は12時10分に着いているから、地図の時間が間違っているのではないかと思う。ただし、今持ってる白馬の登山地図は松本にいたときのものだから、ずいぶん古いものである。登山に昭和58年くらいの地図を使ってるというのはとんでもないことかもしれない。 葱平からさらに急坂を登っていくが、傾斜が穏やかになるあたりがお花畑である。ここには10時43分に着いた。 さらに登って、稜線に建つ村営白馬山頂小屋には11時14分に着いてしまった。 葱平からは予定タイムに比べて、ずいぶん時間が短い。だから、地図のコースタイムが信用できない。 また、尾根の途中に新しい小屋が建っていたりした。 15年もたったら山のようすも変わるということである。 大雪渓のあたりでは何とかもっていた天気も、稜線に出たらすごい強風になって、それも雨交じりである。 寒い。 白馬山頂小屋から白馬岳頂上まではずいぶん時間がかかってしまった。 頂上直前で雨具を着込んで完全武装した。 頂上には登山者が1人だけいて、私を待っていたみたいで写真を撮って欲しいという。 お互い様である。 頂上では何も見えない。ともかく西風が強くて、とどまっていることができず、すぐに出発した。 三国境には20分ほどで着いた。 以前、栂池から白馬を目指したとき、ものすごくばててしまって、この三国境から頂上までが途方もなく遠く感じられたことがあった。 それが今日は快調である。 三国境から道を分けて、雪倉岳を目指す。 下るにつれて、雲が切れてくる。 天気が回復してきてるのとは違うみたいなのだが、それでも目指す方向にそびえる山が見えてきた。空が晴れてくると気分も明るくなる。 今日は調子がいい。 登山道からかなりの高さのピークが見える。最初これが雪倉岳かと思っていたが、どうも違うようだ。このピークを超えるのは大変だなあと思っていたら、登山道はこの山を巻いてしまうのだ。良かった。 雪倉避難小屋に着いたのは2時少し前であった。 先客がいた。 結局この夜の泊りは2人だけであった。 山の話をしばらくして、ウィスキーを飲んで寝てしまった。 メニューはアルファ米とフリーズドライのマーボ豆腐。 夜は一晩中、風の音が強かった。 |
雪倉岳〜朝日岳〜蓮華温泉 | 雪倉岳避難小屋 今朝は快晴だった ガスで何も見えない雪倉岳山頂 雪倉岳山頂 朝日小屋との分岐 朝日岳山頂 花園三角点 下山しながら振り返る アヤメ平 朝日岳登山口に着いた 平岩駅 |
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9月12日(日) 雪倉避難小屋5:23→5:55雪倉岳→7:24小桜カ原→8:43朝日岳→10:15花園三角点→11:28カモシカ沢→12:13瀬戸川橋→12:49兵馬の平→13:40蓮華温泉→平岩15:35→南小谷→スーパー特急あずさ14号→新宿→大宮→22:24小山 雪倉岳の避難小屋を5時に出るつもりであったが、結局5時20分過ぎになってしまった。 朝、4時前に目を覚まして食事の準備をする。 雪倉岳の登りはそんなにきつくはなかった。今回の登山は快調である。靴のせいではないかと思ったりする。今年の夏山ではごっつい革靴を履いて行ったが、あまり具合がよくなかった。 歩き始めた頃から風がすごく強くて、雪倉岳の頂上では雨まじりの強風になった。 雪倉岳の頂上付近はずいぶんゆるやかな斜面になっている。 木道が多い。 頂上からの下って行くと湿原のようなところがあり、木道が続いている。 途中、ツバメ平というところがある。 ここまでで来て、少し時間がかかりすぎている気がする。もう少し急ぐことにした。 ツバメ平からは、ほどなく朝日小屋との分岐点に出た。 この分岐からは急な登りが続く。 道があまりしっかりしていないような気がした。 普通、蓮華温泉から登り始めたら朝日小屋に泊まることになる。そのため、この道はあまり利用されないのかもしれない。 朝日岳山頂には9時前に着いてしまった。 雨と風が強いので、頂上から少し下ったところで休憩する。 ところで、この朝日岳は日本300名山になっているのだが、白馬からここまでの間、途中にたっていた道標は雪倉岳ではなくて、朝日岳と書かれたものがほとんどだった。この朝日岳は、200名山の雪倉岳より有名なのだろうか。
蓮華温泉まで4時間40分の行程だ。 泊まった避難小屋からここまでが4時間なのだから、下りにもけっこう時間がかかることになる。 下るに連れて天気はよくなってきた。稜線だけが天気が悪かったのかもしれない。 相変わらず木道の多い登山道で、花園三角点のあたりは傾斜も穏やかで、気持ちのいい散歩道。 ここ過ぎるとすぐに急な下りになった。 どんどん降りていくと大きな沢に出た。渡渉の目印にアサヒビールの旗が立っていて、橋が架かっていた。これを渡って、さらに隣の沢に出るために尾根を越える。 この距離が意外と長かった。 2つめの沢には立派な鉄筋の橋が架かっていた。これがモロッコ橋のはずなのだが、道標には瀬戸川の橋と書いてあった。 それでも、ともかくどんどん登っていく。 もしかしたら道を間違えたのではないかと心配になってきた頃に湿原に出た。「兵馬の平」いう指導標がたっていた。地図を見ると「平馬の平」というのがある。少しだけ字が違うけれど、道はあっているようだ。 でも、なにかしら道がつけ変わっているような気がする。持っている地図が古いからなあ。 この「平馬の平」から蓮華温泉までは1時間と書いてある。 湿原はそんなに広くはないのだが、木道を歩いていくと、アヤメ平という標識があって、そこからまた登りになった。木道が階段になってしまった。 歩きにくい。この頃になると天気は晴れてきて、青空も見えはじめた。 林の中を登り始める。きのう山小屋に一緒に泊まった人が、最後にきつい登りがあるといっていたが、このことかもしれない。 どんどん行くと、道端の樹木にその木の名前を書いたカードが下がているのが見られるようになった。 また、野鳥の森という標識があったりした。遊歩道に入ったようだ。 これは近い、と思っていたら突然建物が現れて、スキー場のような草原が広がっている。これは何だ、と思っているとそこが蓮華温泉キャンプ場であった。 砂利の林道に出て、そこに朝日岳登山口という道標がたっていた。 ここから林道を少し歩いていくと、前方少し上のほうに、蓮華温泉とおぼしき建物が見えてきた。 蓮華温泉には1時40分頃に到着。 さっそくバスの時間を確認すると、予定していた2時20分のバスがない。 よく見ると、この2時20分の便は盆休みの間だけの運行であった。 次は4時までない。 困ったなと思いつつ、それでもせっかく来たのだから温泉に入ろうと思いながら、受付の兄さんに愚痴を言っていたら、それを聞いていたおじさんが親切に車に乗っけてくれるという。 よかった。おかげで温泉には入れなかったけど、バス代が浮いてしまった。儲かった。 平岩には2時25分頃に着いた。 ちょうど列車が駅に入ってきた。 無理をしたらこれに乗れたかもしれないが、平岩駅のすぐ近くにある温泉にはいることにした。 姫川温泉と言って、今年の夏、立山縦走の帰りに入ったことのある温泉である。 3時25分発の列車に乗ったが、南小谷から始発の特急があるという。これに乗り換えることにした。 南小谷で下車して特急を待つ。時間があったので駅前でラーメンを食べた。あまりうまくなかった。 南小谷からの特急に乗ろうとして、本を忘れたのに気がついた。 南小谷始発の特急はからはガラガラに空いていたが、途中白馬や大町でどんどん乗り込んできて、松本のあたりでは満員になった。 南小谷からにしてよかった。 新宿に着いたのは夜の8時30分頃。 ここから埼京線に乗り換えて、さらに大宮で宇都宮線に乗り換えた。 このいずれもがうまく接続して、小山に着いたのは10時20分頃であった。
さあ次ぎはどこに登ろう。 |
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