BACK 大野市散策
2010年9月18日
荒島岳に登るつもりで大野市にやってきたのだが、天気を悪くて、マクドがあるショッピングセンターに二連泊してしまった。今日こそは晴れるはずだ。
登山口の駐車場には車が2台停まっていた。荒島岳中出コース登山口の指導標がたっていて、親切に標高400mとも書かれていた。私も高度計のついた腕時計をもってきているので、これは便利である。
歩き始めたのは6時35分。林道のような広い道を歩いて行く。30分ほど歩くとヘアピンカーブがあって、そのすぐ先が林道終点、そこに「荒島岳登山口」の指導標がたっていた。ここから山道になるのだ。実際、私の四駆ならここまで来れたかもしれない。登山口のすぐ傍には2台ほど停まれるスペースもあった。
樹林の中を緩やかに登って行く。背丈の低い草が茂る中に細い道が続いている。草が覆い被さるというわけではないのだが、草露で靴がビッショリ濡れてしまった。登山道は杉の林の中を行くのだが、植林とも違うような雰囲気で、所々に杉の巨木が聳えていたりするのだ。25分ほどでブナの木が目立つ自然林になって、傾斜もきつくなった。
登山口から40分ほど登ったところに「雨降り谷展望台」という標識があった。登山道が真っ直ぐに続いているだけで、両側は樹林で展望できるところはない。不思議な標識であった。
さらに10分ほど登ると、道の右手が開けて立派な山が見えた。山の麓にダムが見えるので、これを手がかりに地図で確認したら、銀杏峰(1441m)というらしい。
登って行くにつれて視界が開けて、大野市の盆地が一望できるようになる。広大な黄金色の水田が広がっていた。
登山道の横に「荒島岳3.3km」の指導標がたっていた。この右には草茫々なのだが、林道らしきものがあった。ガイドブックにある佐開林道終点らしい。
この先は、ブナやナラのきれいな林が続く。
時々、急な登りもあるのだが、そんなにきつくはないのだ。展望も開けて大野盆地の眺めがきれいである。
林道終点から35分ほどで、ようやく小荒島岳の分岐に着いた。樹林の中を少し上ると360度の展望の山頂に着く。荒島岳が大きく聳えている。ここでやっと荒島岳を望むことができた。
そして白山が見える。白山の周辺にはいろんな山が重なっているのだが、特定できない。東には大日岳などが聳えているはずなののだが、どれがそうなのかよくわからなかった。でも、ここからの眺めは本当にすばらしくて、景色を眺めながら休憩した。
|