日本百名山 
あづまさん

標高 2035m
白布湯元→ロープウェイ→天元台→リフト→北展望台→30分→人形石→1:00→西吾妻山山頂→40分→西大巓山頂→→西吾妻小屋→1:00→若女平→1:30→白布湯元

日本百名山で深田久弥は「一口に吾妻山と呼んでも、これほど茫漠としてつかみどころのない山もあるまい」といっているように、長大な山域である。でも、西吾妻山が吾妻連峰の最高峰なのだ。
西吾妻岳 


BACK 東吾妻山

1994年8月15日(月)

朝、5時に仙台の家を出て吾妻山に向かった。
以前、吾妻連峰を縦走したことがあるのだが、最後のツメが甘くて、最高峰の西吾妻山には登らずじまいであった。おかげで、日本百名山の吾妻山に登頂の丸印をつけることができない。そこでこの夏休みに登ることにしたのだ。

二本松ICで東北自動車道を降りて、まず岳温泉方面に向かう。そこから裏磐梯を抜けて白布温泉に向かう。ここからロープウェイで天元台に。さらにリフトを乗り継いで行く。こんなに文明の利器を使ってしまって、登山をしたと言えるのか心配になってくる。
天元台ではグラススキーをやってる人がいた。天元台は山よりもリゾート観光の地みたいだ。


結局、9時半頃に歩き始めた。
人形石コースを行く。

池塘のコースなのだが、今年の雨量が少なかったため、あまり湿原はぱっとしない。せっかく、花のきれいな時期を選んで来たのだが。

人形石には大きな岩があって、そこでたくさんの登山者が休憩していた。
しかし、ここでコースを間違えてしまった。このあたりはいろんなコースが錯綜しいて、つい他人の後をついていってしまったのだ。
天狗岩から西吾妻山へ向かう。
西吾妻山は雄大な、ゆったりと広がる山容が魅力の山なのだと思う。
コセコセしないで、山上の逍遥を楽しむべき山だ。
高原の道を行くと、山小屋が見えてきた。西吾妻小屋だ。
ここから左に折れると山頂に向かう道である。

吾妻連峰の最高峰、西吾妻山は林の中にあって、展望がまったくきかない。吾妻連峰の最高峰ということで、かなり期待してきたのので、ちょっとがっかり。
次に西大巓に向かう。
小屋まで戻って、それから西に向かう。
この西大巓ではすばらしい眺望が得られた。

磐梯山とその山麓に散らばる沼、湖がすばらしくきれいだった。のんびりしてしまった。
登りはロープウェイとかリフトを使ってしまったので、せめて帰りは歩いて下りることにした。
西吾妻小屋まで戻って、ここから長い尾根道を下った。。

来るときに、間違ってロープウェイの往復券を買ってしまったために、片道分は損をしてしまった。
登山口に帰り着いたのは4時頃。
今日のコースはたいした登りもなかったのだが、意外と時間がかかってしまった。

白布温泉で風呂に入ろうと思ったが、適当な温泉が見つからなくて、そのまま出発した。途中に適当な温泉がないか、探しながら車を走らせたのだが、結局、喜多方まで行って銭湯で入浴することになってしまった。
こんなことなら、白布温泉で入っておくべきだったと思った。

だが、この銭湯がひどく昔風で、それこそ本当に「銭湯」といった感じなのだ。壁の絵なんかもめちゃくちゃに下手くそで、それが逆に情緒がある。それなりに満足した。。
喜多方はこの日が夏祭りで、歩行者天国になっていた。
夜店がいっぱい出ている。私が通りかかったときはまだ時間が早かったため、あまり人通りがなかった。せっかくお祭りなのにさみしい。

喜多方からは地図をにらめっこしながら桧枝岐に向かった。
ともかく、地図上の最短距離の道を走ったのだが、これがとんでもない道で、峠越えのカーブが連続する道で、オフロードのガタガタ道。今夜はキリンテのキャンプ場に泊る予定だったが、途中、道路沿いでテントの灯が見えたので、そこにテントを張ってしまった。桧枝岐の7kmくらい手前のところである。
ガスのランタンのホヤが壊れてしまったので、替わりにローソク2本に火をつけて明かりにした。これがけっこう明るい。
椅子に腰掛けて、ビールを飲んだ。
いい気分。



天元台からリフトを使った。情けない


リフト山頂からの登山口


人形石


人形石から西吾妻山


西吾妻山山頂


西大巓山頂

西大巓から磐梯山



西吾妻山付近から下に池塘が見えた


西吾妻から人形石を振り返る


山頂の花


西大巓から磐梯山


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By:kudougao 2001/4/4








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