日本百名山
あだたらやま

標高 1700m
野地温泉→1:30→鬼面山→1:00→箕輪山→1:10→鉄山→40分→安達太良山山頂→50分→鉄山→1:00→箕輪山→1:25→野地温泉

安達太良山塊の最高峰は安達太良山ではない。最高峰の箕輪山を登るために土湯峠から縦走した。これは長い長い縦走路だった。帰りは智恵子の実家に寄った。
安達太良山

1987年10月4日

安達太良山というと、すぐに「智恵子抄」が思い出される。

そのなかに「樹下の二人」という詩があって、「あれが安達太良山、あの光るのが阿武隈川」というフレーズが有名だ。その安達太良山に登ることにした。

さて、この安達太良山の登山だが、私は土湯峠から登ることにした。

代表的な登山コースは、二本松からバスで奥岳温泉に行き、ここから登り始めて「くろがね小屋」経由で山頂に立つというものだ。

私が選んだのは、安達太良山から北に向かって伸びる尾根道を縦走するもので、岳温泉からの道よりはるかに距離が長い。

理由は単純である。
安達太良山塊の最高峰は安達太良山ではなくて、この尾根の途中にある箕輪山なのだ。安達太良山は1700m、箕輪山は1718.5mである。最高峰を踏むためにはこのコースを歩くしかないのだ。

さて、野地温泉の手前に車を停めて、そこから歩き始めた。

旧土湯峠を過ぎて、まず目指すのは鬼面山だ。1時間半の登りだった。

この山頂からは安達太良へ続く長い尾根道が見える。
遠い。

こんな道を選ぶのではなかった、と少し悔やんだ。
箕輪山のあたりからは磐梯山がきれいに見えた。その下に湖も見えた。たぶん、秋元湖だと思う。

鬼面山からは、石のゴロゴロした急な道を下る。けっこう歩きにくい。

箕輪山との鞍部まで下ると、草原になってほっとする。ここから箕輪山までは笹の中の道を登る。さっきの下りよりは道は緩やかだ。

箕輪山は山頂が草原になっていて、とても安達太良の最高峰とは思えないようなところだった。

まずは、最高峰は踏んだ。一つの目標は達成した。

いよいよ、安達太良山を目指す。

道はいったん、「笹平」という鞍部まで下って、それから登り返す。

尾根の道では、このアップダウンがひどく精神的にこたえる。せっかく登ったのに、また下るのかと思ってしまうからだ。そのくりかえしだ。

箕輪山から1時間少しで、鉄山に着いた。
このあたりから雰囲気は一変して、岩場が見えてくる。

そして左手下には「沼の平」が見えた。

この沼の平の景観には驚いた。

尾根の右下に、ほとんど真っ白な、池が干上がったような平原が広がっている。

なんか、自分の予想外の風景で、一種の不気味さを感じてしまった。

ここから安達太良山頂はもうすぐで、山頂には「乳首」と呼ばれる黒い岩塊が聳えている。

安達太良山頂からは、すばらしいパノラマが広がっていた。

この日は、すばらしい天気で、磐梯山が特にくっきりと見えた。

あとは、来た道を引き返したのだが、長い尾根道が、いっそう長く感じられた。

2006年安達太良山登山


鬼面山付近で


尾根道から磐梯山を望む


ここが箕輪山(だったと思う)


後は安達太良山。もうすぐだ。


安達太良山山頂


二本松の智恵子の実家に行ってみた。造り酒屋だったという、その建物が残っていた。
それから、「あれが安達太良山、あの光るのが阿武隈川」という有名な詩「樹下の二人」の場所に行った。
そこは小高い丘で、松の木が立っている。高村光太郎自筆の詩が刻まれた記念碑もあった。だが、この時は薄く雲がかかっていて、安達太良山を見ることはできなかった。




総合TOP My日本の山  My日本の道  日本の旅  自己紹介




By:kudougao 2001/4/1








SEO [PR] 転職支援 冷え対策 オリンピック 掲示板 レンタルサーバー SEO